胃寒になる四つの原因
「百病寒為先、十病九寒」という言葉があります。
「寒」は病気の元。主に体が「胃寒」に傾く原因についてご説明します。
・飲食寒涼
寒涼は二つの意味あります。
第一は温度、冷たい飲み物、食べ物を摂ると、温めるため、脾胃の元のエネルギーを消耗する為胃寒の原因になります。
第二は体を冷ます寒性を持つ食べ物を摂ることで体が冷えます。
例えば、
野菜:はくさい、ごぼう、ほうれんそう、春菊、蓮根たけのこ、トマト、
セロリ、なす、きゅうり、こんにゃく
セロリ、なす、きゅうり、こんにゃく
穀物:ハトムギ、そば、くり、緑豆
海草:のり、こんぶ、寒天
果物:柿、なし、キウイ、バナナ、すいか、レモン
・外寒
夏季の効きすぎた冷房、冬季の寒冷、冷水の使用など外寒によって体のエネルギーを消耗します。
・季節
暑い季節は地下水の温度は冷たい、寒い季節は地下水の温度は高い傾向があります。
人体は春夏では内から外に発散、秋冬では、外から内に収斂(こもる)。
なお、夏は外側の皮膚は熱く、体内の脾胃は寒になりやすいです。
また、胃寒による食欲も落ちやすく、のぼせやすいです。
・欲望、ストレス
過剰な喜、怒、悲などの感情、考える事、ストレスなどは全部体のエネルギーを消耗します。
人体はとっても智能な存在です。
多くエネルギーが消耗される所があると、他の所から借りる事になります。
例えば、ご飯後は脾胃の消化機能が働くため、頭のエネルギーを借りると眠くなります。
逆に、考える事が多くなると、脾胃のエネルギーも借りる事になります。
脾胃のエネルギ‐は不足になり、消化機能が落ちます。
胃は不調になり、脾胃は寒にもなります。
現在忙しい仕事環境や習慣の影響で、
食事する時、あんまり噛まなかったり、
急いで食べ脾胃に食べ物を消化する時間を十分に与えられていません。
食べる量が多いほど、脾胃に負担も大きく、
長期間続くと「脾胃寒」になり、消化機能が弱くなります。
食べ物が上手く消化できず、栄養サプリメントなどももちろん上手く吸収できません。
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