【覚えておきたい足の少陰腎経のこと】

《正式名称》「足の少陰腎経」
古来、東洋医学では腎臓は人間が先祖から受け継いできた生命が宿るところとされ
人体の機能を維持するためのエネルギー源は、腎に蓄えられていると言われてきました。
腎臓には、血液を濾過して尿をつくり老廃物を排出する働き以外、精気を貯蔵するという大切な働きもあるんですね。
その腎臓に関する経絡で、足の陰(内)側の中でも後(裏)側を通り、腎臓まで巡っています。
またそこから鎖骨へとのぼり、喉へさらに心臓へと向かっています。
腎の精気が不足すると、骨格がもろくなり、腰や膝のだるさや痛み、歩行障害など起こりやすくなるとされますが、
症状を見るといわゆる「老化」と通じます。
症状を見るといわゆる「老化」と通じます。
このほか不妊や脱毛症なども、腎の精気不足から起こる症状とされます。
ご先祖や両親から受けついだ原初のエネルギー、
この腎に蓄えられている「気」は減ることはあっても、増えることはないそう。
この腎に蓄えられている「気」は減ることはあっても、増えることはないそう。
この「気」を大切にするか浪費するかで、
その人個人の健康にとっても、次世代の繁栄にとっても、大きな意味を持つんですね。
その人個人の健康にとっても、次世代の繁栄にとっても、大きな意味を持つんですね。
ぜひ大切に受け継ぎたい腎を司る経絡です。
《覚えておきたい腎経のツボ》
湧泉(ゆうせん)
・足の裏で土踏まずの前側、2趾3趾の盛上った下の谷の窪みにある腎経の出発点。
・腎経の脈気が湧き出ることから名づけられた。
・「万能のツボ」とも言われ疲労回復や精力減退など
照海(しょうかい)
・内踝(うちくるぶし)から親指一本分の幅だけ垂直に下がった所、骨と骨の小さな隙間にある。
・利尿や生理(月経)などを正常に整える為、泌尿器疾患や生理不順など婦人科疾患に効く。
太谿(たいけい)
・内踝とアキレス腱との間の陥凹部にあり、腎経の気を活性し、腎経全体の働きを良くする。
・慢性腎臓疾患、婦人科疾患、免疫力低下などに用います。
大鐘(だいしょう)
・アキレス腱の前縁を撫で降ろしていって踵の骨に突き当たった所にあります。
・肺や気管支に作用する働きがあり、喘息対策に用いられる他、
足腰の冷えやむくみ、かかとの痛み、腰背部のこわばりなどにも効果があります。
・肺や気管支に作用する働きがあり、喘息対策に用いられる他、
足腰の冷えやむくみ、かかとの痛み、腰背部のこわばりなどにも効果があります。
築賓(ちくひん)
・内踝の上5寸(6横指分)の高さで、アキレス腱からふくらはぎに入っていく所にある。
・解毒作用があり、下半身の湿疹、ジンマシンなどの他、足の冷えやむくみ、乗り物酔いにも効果的です。
とても代表的で万能なツボ「湧泉」へのアプローチについて、ふたたびでは全ての施術に取り入れています。
取入れるタイミングはマチマチなので、興味ある方は言っていただければ意識のある時にしますよ(^^)
じ~んと体の芯に響いてくる感覚をぜひ感じてみて下さいね!
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