東洋医学の「気」とは


東洋医学の基本となる考え方では、人体は 気・血・水の3要素が体内を循環することで維持されていると考えています。

気とは「元気」の気、「気力」の気、「気合い」の気です。気とは目に見えない人間の体を活動させる根本的な生命エネルギーのことで、いわば元気の素です。
気の異常には、「気虚」「気滞」があります。

★「気虚」は、気が不足した状態で、
★「気滞」は、気の流れが滞った状態です。

気虚 (気が不足した状態)
気は、食べたり、呼吸したり、休息をとることで生産され、心身の活動によって消費されます。
消費が生産を上回ったり、食べたものがうまく消化されないと、気虚になります。

主な症状: なんとなくだるい、疲れやすい、やる気が起きないなど。

肌への影響:気はものを引き上げる力があるので、気が不足すると、肌のたるみを引き起こし、年齢よりも老けてみえる原因になる。

おすすめ:消化のよい食事(米や玄米)を十分にとり、気の産生を促す。
      ・質のよい睡眠をとる。
      ・疲れたときは、無理せず休んで気を補う。

気滞(気が滞った状態)
気の流れが滞ると、全身にエネルギーがゆきわたらなくなり、さまざまな症状を引き起こします。

主な症状: イライラ感、落ち込みなど。

肌への影響: 気の流れは、肌に栄養を運ぶ血の流れにも大きく影響するため、気滞になると肌に栄養がいかなくなり、吹き出物ができやすくなる。のぼせや急な発汗も起きやすい。

おすすめ:気分転換してリラックスする方法をみつける。
     たくさん食べて、大いに動き、たっぷり寝るとよい。
    
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